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福島は夏井川渓谷のキャンプ場にテントを張った。目の前には夏井川が流れており、どうみてもウグイしか居ないような流れなのだが、釣り馬鹿の性で、見ているうちにどうしても釣りがしたくなってしまった。釣りの道具は当然積んである。早速釣りの準備開始。すったもんだしているうちに、入ろうと思っていた落ち込みを、家族連れが来てのぞき込んでいるではないか。もうそのポイントは駄目。仕方なく横を通って先に行こうとすると、「釣れましたか?」だって。あんまりむかついたんで、「何してるように見えます? これから釣りに行くんです」と言ってしまった。川に入るとやはり細くて緩い流れ。虫はちらほら飛んで居るが、なんだか判らないのでとりあえずカディスを結ぶ<やる気無し 少しでも早くて深い流れを攻めるが、水面が光ってとても見づらい。仕方なくクロス気味に攻めると何かがヒット。ウグイ?と思ったらなんとヤマメ。居るんだ! ちょっとビックリ。その後あまりにもフライが見えないのでパラシュートに変更。しかし、すぐ堰堤にきてしまった。堰堤下のプールではウグイらしきライズ発見。頑張ったが取れず。ウグイのライズすら取れなくてどうするんだ・・? ハッチしていたのは大きめのメイフライと、小さめのストーンフライだった様で、最初に適当に結んだカディス大正解だったようだ。しかし、全然見えないのでパラシュート続行。堰堤の上に上がってみると、遙か彼方までプールが広がっている。深さも有るので、上まで歩いて行くのはしんどそうだ。ふと見ると右からの小さな流れ込み発見、そこを釣り上がる事に。入ってみると流れはそこそこ有る物の、細い&浅い! 木が覆い被さって釣りづらい上に反応も無く、一度は引き返した位だが、とにかく魚が居そうな所にフライを流していく。しかし、数少ない「ここは居るかな?」と言うポイントでは、かならず直前で引っかかってポイント潰すし・・・。釣れる気がしないのでキャストの練習をする事に。しっかりターンオーバーさせるには、バックキャストもしっかりターンオーバーさせる必要が有ると思うんだけど、そうすると木に引っかかるし・・・ 流れの合流が有ったのでキャストするが、ターンオーバーせずちょうど合流の真上に落ちてしまった。もっと上から流したかったのにと思っていると、なんと出た! やたら暴れてなかなか寄ってこないからスレかと思ったら、20pのヤマメちゃん。その上はすぐ淵になっており、橋の下で陰になっていて不気味だったし、そこから上がる事にした。しかし下流に回ってもう少し釣る事にする。川沿いを歩いて下って行くが、緩い流れが延々と続いている。やっと瀬っぽい場所が有ったので川に降りる。「ここは良さそうだ!」と言う場所が有ったのでフライを流すと、数投目に予想通り出た。しかし乗らず・・・と思ったら、どうやらフライが無い。そいやフライの上にウインドノットが有ったなと思ったが、よ〜く調べたらティペットがリーダーの結び目から切れていた。あれれ? その後落ち込みの肩で小さい魚が一度出たがやはり乗らず。上は延々緩い流れが続いているので、ここで納竿とした。
○こんな観光地の真ん中&流れが緩い場所で、ヤマメが釣れてびっくり。そういえば先行者の足跡がばっちり有った。 ○アップクロスだと水面が光って何も見えない! ウイングorインジケーターが黒いフライを投げてもやっぱり見えない。 ○その後判明したのだが、やたらと細い支流は背戸峨廊と言う所らしい。 本日のフライ
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