梅雨の花園川釣行記partU

6月25日(日)
天候:曇り時々雨
気温:丁度良い
水温:13℃安定
人:沢山!

週末だけ梅雨? そんなわけで今週末もまた雨。釣りには最適!? 前回の経験から、余り早く行く必要は無いと思い、6時半までゆっくり寝る予定・・・・・だったのだが、5時半に目が覚めてしまった。常磐道はほとんど雨が降っておらず、「やばいなぁ〜」と不安になりながら花園川へ。8時頃到着し、早速入漁券を買って上流へ行くと、前回釣れた最上流は車が居たので、前回釣れなかった所から入る。思った通り水量は平常だが、小雨がぱらついているので、迷わずニンフの準備。距離を稼ぐ為に、車を停めた場所よりちょっと下から入る事にし、川沿いの道を歩く。途中、橋の上から川の様子を観察すると、魚が見えた! 「2〜3匹居るジャン!」と喜んでいると、ライズ。「ドライ・・・?」と思ったが、今日のために新しいマーカーとニンフを沢山作ってきたので、まずはニンフから始めることに。水温は13℃、状況は前回と全く同じだ。しかし、さっきのライズが気になり、自信を持ってニンフを投げられない。木に引っ掛かったのをきっかけにドライに変更。丁度良いポイントが有ったので丹念に攻めたのだが・・・・・・、出ない。「やっぱニンフかなぁ」と不安になりながら、リーダーキャストで白泡の向こうを流すと、出た! やっぱドライで良いんじゃん。上がって来たのは18pのヤマメちゃん〜! ちょっと写真を撮るサイズじゃないけど、最初の1匹だから証拠の為に撮っておくかなぁ、なんて準備していたら逃げられてしまった。せめてストマックを調べさせて〜! でも、さっきの橋の下で釣れば良いか、なんて思って居ると、車が橋の上に停まった。釣り人が降りてきて、川をのぞき込んでいる。やばい! せっかくの美味しい場所を取られてしまう〜。途中のポイントをすっ飛ばし、橋の下へ移動。心を落ち着かせて、キャスト開始。流れ出しは反応が無かったので、いよいよ本命の流れ込みにキャスト。予想通り出た! が、乗らず〜。悔しい・・・・ 流れを替えて何度かキャストするが出ない。チャンスは一度だけなのか? さっきと同じ流れに乗ったと思ったら、フライが消えた。すかさず合わせると、乗った〜! いや〜、良かった! 上がってきたのは20pのヤマメちゃん〜。今度は写真を撮るぞ! そしてストマックチェ〜ック。 どうやらミッジを食べて居たらしい。 これも前回と同じだが、今回はドライでOKの様だ。そのまま釣り上がって行く事にするが、ところが良さ気な場所でもなかなか出ない。やっと出た!のは10pくらいのちびヤマメちゃん。 難しいなぁと思っていると、餌師に抜かれた! くそ〜、抜き返してやると思ったら、その上にも別の餌師が居た・・・・・・。一度道に上がって上から入り直そう。 餌師がいつも粘っている堰堤の上から入ると、良い流れ込みが。早速流すと出た! が乗らない・・・。何度か出たが結局乗らず。でも、上にもまた良さ気なポイントが・・・・と歩き始めると、あらら、餌師が居たよ。こりゃ失礼!と道に上がって上流に歩き出すと、別の餌師が上流に向かって歩いている。駄目だこりゃ。 一度車に戻り、小休止。 暑くなってきたのでトレーナーを脱いで、下流へ歩いて移動。またさっきのポイントでも攻めようかなと、川に降りようとすると、餌師が。こりゃまた失礼!と、更に下流へ歩き出す。そろそろ良いかな・・・・?と思うと、また餌師。仕方なく更に下流へ。今度は道路側がコンクリの護岸で川に入れないので、対岸に渡って藪の中を進む。そろそろ良いだろう・・・と川へ降りようとすると、また餌師が〜! しかし、彼は道路に上がろうとしており、どうやら道の上から攻める気らしい。じゃあ餌師の攻めた後を、フライで攻めようと、彼が餌を流している様子を、石に腰掛けてティペットを交換しながら観察。でっかい白い虫?を、ノーシンカーのナチュラルドリフトで流しているようだ。残念ながら出ず、上流のポイントへ移動したので、こちらはドライで攻めてみる。すると出た! 上がってきたのは18pのヤマメちゃん〜。 餌師に悪い気がしたので、気づかれぬ様に岩陰へ移動。いや〜、嬉しいねぇ! 餌師が攻めた後で釣れるなんて。 早速ストマックを調べると、やはりニンフは食べていない様だ。今日はフライの方が有利かも。オドリバエらしきものが出てきたので、早速オドリバエフライにチェンジ。しか〜し! 見えない・・・・。このフライは失敗だ。すぐ元のパラシュートに戻し、釣り上がる。条件が良くなってきたのか、瀬でも反応が。やっと乗った、と思ったら、またまたちびヤマメ。でも反応が有るのが嬉しく、弾けるようなちびヤマメのアタリをしばし楽しむ。乗らないんだけどね。「型の良いのはどこに居るんだろう? 釣りきられてしまったのか? いや、どこかに残っているはず・・・」と、細かく探り続ける。流し方が悪いのかな?と、メンディングでナチュラルドリフトを心がける。「今回はメンディングが決まった!」と思ったら出た! 上がってきたのはやはり18p位のヤマメちゃん。会心の釣りに大満足。でも、メンディングが決まったのはこの時だけで、後が続かなかった・・・。気づくともうすぐ橋の下だ。じゃあ最後にそこを攻めて上がるか、と思っていると、釣り人が見えた! 今度はフライマンらしい。 それじゃあ出ないはずだ・・・。諦めて道に上がり、橋の上からそっと観察。話掛けるが、やはり釣れていないらしい。それだけポイントに近づいていたらねぇ・・・。時間を見ると1時半だったので、車に戻って昼食タイム。雨が上がっていたので、新しく購入したバーナーでお湯を沸かし、カップラーメン&紅茶で昼食。さあ、これからどうしよう? まだ釣りをする体力は残ってはいるが、人が減る夕方まで待つのも辛い。そこそこ釣れたし、今日は上がる事に。まだまだ明るい花園川を後にした。 

可愛い可愛いヤマメちゃん〜 橋の下。白い岩の辺りに良い型が居る。 車に戻ると、路肩は釣り人の車だらけ。

今回の釣果は5時間で6匹。私的にはこれだけ釣れれば満足。「さすが放流日、人が多い!」と思って釣りをしていたが、帰宅後調べたら放流は前日の土曜日だった・・・ なんであんなに人が居たんだろう? 釣れた魚よりも、会った釣り師の方が絶対に多かった。でも、花園川の傾向として、早朝は人が少ないので、朝イチに釣ってぱっと帰ってくるのが良いのかも?

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