おさかなイメージ

 花園釣行

7月15日
天気:晴れ!
気温:最高気温は35℃位まで上がったらしい。夕方5時で29℃でした。
水温:18〜19℃
朝の川の様子いつもは1週間おきに釣りに行けるのですが、今回は間が2週空いてしまいました。気合いを入れて釣りをしたい所ですが、翌日はバイクの車検が有る為、遠くに行けません。と言う訳で、久しぶりに花園川へ行く事にしました。ほとんど雨が降らずに梅雨が明けてしまった上に、この2週間は全く雨が降っていません。しかも気温は連日30℃を超えているので、状況はかなり悪いと思われました。しかし、先週花園に行った友人のオツダ氏によれば、放流直後だったせいかそれほど悪くなかったとの事。「早朝が良いよ」とアドバイスを貰ったので、頑張って早起きして行く事に。2時に出て4時に開始と思っていたら、「4時だともう明るいよ」と言われ、1時半出発! 真っ暗なうちに到着し、まずは車で川沿いを上から下まで様子を見てみました。オツダ氏お勧めの上流のポイントにしようかと思っていたんですが、近くのキャンプ場に車が停まっていたので、下流の橋から入る事に決定。近くの広場に車を停め、真っ暗な中準備します。今回は新型兵器を4つ投入しました。一つは新しいリール、2つ目は新しい防水カメラ、3つ目はトランシーバー登録したPHS、そして最後はハッカ油です。釣りをしているとよく、目の周りを小さな虫が飛び回ってとても気になるんですが、ハッカ油を帽子のつばに塗っておけば、寄ってこないんだそうです。早速試すと、何かスースーしてお目目もぱっちり。ヘッドランプを装着してさあ行くぞ! と思ったら、車がやって来ました。と思ったら慌ててバックで戻って、別のスペースに車を停めました。まさかこんな時間に居るとは思わなかったんだろうな〜。なるべく見やすいフライを選んで、ヘッドランプの明かりでティペットに結ぶと、いざ川へ。暗くてフライが良く見えないので、カンでフライを流します。しかし、結構良いところに流れたと思っても、全然反応が有りません。やっぱりダメかなぁと思いながら流していると、水面が割れたのでアワセると何か掛かりました! ボウズも覚悟してたのに、最初のポイントで釣れちゃった〜。うきうきでネットを出すと、直前でバレてしまいました。あらら・・・。その後はだんだん明るくなってきて釣りやすくなりましたが、反応は有りません。しかも川は蜘蛛の巣だらけで、フライがなかなか水面に落ちなだけでなく、ベタベタのせいでティペットが絡んでイライラ。するといつもの入漁券売りのオジサンが来たので、釣りを中止して入漁券を購入。「釣れたか?」と聞かれたので「ダメだ」と言うと、「もう先に入られてるよ。そこに赤い車が停まってるだろ? あの大将はいつも一番早いんだよ」 むっふっふ、残念でした! 今日は私が一番だったんです。でも釣れてません・・・・ 暑くなったら釣れないだろうし、もたもたしてたら誰かに追い抜かれそうだし、でも蜘蛛の巣だらけで釣りにくいし、焦りながら釣り上がります。今回は、前回ffこみゅ@オーナーさんと釣りに行った経験から、いくつか意識している事がありました。まず、ポイントを細かく細かく探るようにしました。おかげで釣り上がるのにメチャメチャ時間が掛かってます。また、アワセ切れは魚に良くないので、防止の為に7xは封印することにし、今日は6xを使っています。あと、離れすぎと指摘されたので、ストーキングに注意を払い、いつもより近めから攻めるようにしました。また、ラインが魚の上に乗ると逃げると言われたので、カーブさせて落とすようにしています。しかし、こヤマメ23pれだけ気を遣っているのに、なかなかお魚さんは出てくれません。どうしたんでしょう・・・・。あるとても良さそうなポイントでの事。自分では普通の距離からキャストして、ラインもポイントを避けて流れて、フライの流れ方も良い感じに見えたのですが、反応が有りませんでした。以前ドジに「遠くから攻めるよりも、なるたけ近寄ってナチュラルドリフトさせる事が大事」と言われたのを思い出し、試しに近寄ってフライを流してみました。すると、ナチュラルドリフトさせていたつもりでも、近くで見ると上手く流れて居なかった事が判りました。「なるほどな〜」と納得しながら、あれこれ流していると、流心からかなり外れた所から出ました! 今度は絶対に捕るぞと、慎重に寄せます。あがって来たのは21pのヤマメちゃん。やった〜、ボウズ回避〜! 自分が思っているよりも、かなり近寄っても大丈夫な様です。「よし判った!」と、釣り上がりますが、ところが反応はそれほど良くありません。「ナチュラルドリフト〜、ナチュラルドリフト〜」と、呪文のように唱えながら釣り上がっていきます(寝てないので無限リピート状態)。しばらくして23pのヤマメちゃんをなんとか釣りましたが、それっきり反応が無くなってしまいました。なんか最初より上手く流せなくなったなとは思っていたのですが、それが「ラインが沈み始めたんだ!」と言う事に気付いたのは、相当時間が経ってから。早速ラインにコッテリフロータントを塗ってみると、おお〜っ! なんてメンディングし易いんだ! いきなりナチュラルドリフトに磨きが掛かったなあと思った途端、魚の反応が! それからは今までが嘘のように魚が反応する様になりました。ポイントまでの距離が近いので、魚がフライに反応するが見えるのです。 しかし、なかなか針にのってくれません。フライが合ってないのか、つついただけで戻る事も。一度は目の前2mにヤマメを発見し、「してやったり!」とフライを流すと、フライをつついただけで戻ってしまい、逆にやられてしまいました。また、「食った!」と思って合わせても乗らない事も多く、一番悔しかったのは同じ魚が3度もすっぽ抜けてしまい、4回目は気合いを入れて流したら、今度はなんとアワセ切れ・・・・。今日はハッカ油を使用している事もあり、自分ではかなりスッキリしているつもりなのですが、寝てないせいかどうも体が上手く動いてないのかもしれません。そんな感じで何度も魚を出しながら、結局それっきり魚が掛かる事は無く、気付くと一つ上の橋に来てしまいました。時間を見るともう9時。この先は日陰がないので、残念ながらここで上がる事に。何かを掴んだ気がしたので、是非1匹釣ってそれを証明したかったのですが・・・。とぼとぼと道を歩いていると、メチャ暑い! やっとの事で車に戻りました。
予報では「今日も猛暑」。そんななか寝ないで釣りをするのはかなり無理が有りますし、魚の反応も悪いでしょう。日中はどこかで休憩する事にしました。高萩のショッピングモールへ行き、それから鵜の岬の国民宿舎へ。日帰り温泉がオープンしたと言うので行ってみたのですが、駐車場は車だらけ。入場料1000円はちょっと高い気もしましたが、夜9時まで営業と言う事なので、中に入ってみました。さすがに出来たばっかりで、中はピカピカ。早速お風呂へ入ると、サウナやら泡風呂やら露天風呂やら、選り取りみどりです。たっぷりお湯に浸かった後は、食堂?の畳の上でお昼寝。エアコンが効いててとても快適でした。座敷には既にご長寿達が沢山いらっしゃったのですが、夕方に我々が出た時も、まだ出る気配は有りませんでした。
さて、夕方の部開始です。車で川沿いを走ってみると、暑いせいかほとんど釣り人の車が居ません。涼しそうな上流に入ろうと思いましたが、そこだけは車が何台も居たので、ちょっと下がってオートキャンプ場の前を釣る事にしました。再び「ナチュラルドリフト〜、ナチュラルドリフト〜」と呪文を唱えながら釣り上がります。たまに反応は有るのですが、「ちゅぼっ」と言う小さなもので、全然乗りません。ピックアップしたらいつの間にか小さいのが掛かってて、そのまま後ろの水にオートリリースした事が有っただけ。フライが合ってないのかな?と、あれこれ替えて見ましたが、変わりません。釣れないし、蜘蛛の巣は相変わらず凄くてイライラするし、だんだん暗くなるし・・・。ここは両側が切り立っている為、川から上がれる場所が限られています。しかし、唯一知っている民宿の下までは、まだかなりの距離が有るので、ちょっと急いで美味しそうな所だけ攻める事に。良さげなプールに何度か流してダメだったので、上に行こうと近寄ったら、左に別れる小さな流れが有りました。ここは飛ばそうとも思ったのですが、試しに流してみると、「ぴ終了直前暗い中釣れたイワナ25pちゅっ」と反応、しかし乗らず。 2度目もまた出たのですが、最悪な事に手応えだけでフライは戻って来てしまいました。さすがにもうダメかなと思ったのですが、しつこく何度か流していると、なんとまた出て、しかも今度は乗りました! どうせ小さいだろうと思っていたら、掛かってみると意外にも良い引きをするので、慎重に寄せます。尖った岩の下に何度か入られてひやひやしましたが、6xのティペットのおかげか無事危機を脱出。一段下のプールまで逃げられましたが、なんとかランディングに成功しました。ふぅ〜。 ネットに入ったのは、花園では割と珍しいイワナちゃん。計ってみると25p、今期最大です。早速新しいカメラを使う機会が来たと、大喜びで写真を取りまくりました。魚を逃がして辺りを見回すと、もう真っ暗になっています。民宿まではまだかなりの距離が有るのですが、この暗い中底の見えない川の中を歩くのはちょっと怖いです。「どうしよう〜」と見回すと、道路側の護岸の隙間に細い木が生えているのを発見。「これだ!」と、枝を掴んで登り始めました。もう少しで護岸の上に手が届く・・・・と思った瞬間、枝が折れて水中にずりずりずり・・・。もう枝が無いので護岸は登れません。どうしよう! 焦って周りを探し回ると、キャンプ場側から上がれる場所を発見! ほっと一安心です。 じゃあこの近くでもう少しやろうかなと、ヘッドランプの明かりでフライを交換。暗くなったとはいえ、かなり蒸し暑いのですが、なんと指から湯気が立ち上っています。相当焦っていたらしい・・・。すぐ近くでライズが有ったので、何とか取ろうと思って頑張ったのですが、2度ほど出して結局乗せる事が出来ず、本日は終了となりました。

本日の反省
★早朝は人も少なくて良いかも!
★ポイントには相当寄っても大丈夫みたい。ドジにもffこみゅ@Owner氏にも言われてたのですが、今回やっと理解できた気がします。
★ナチュラルドリフトするには、リーダーやラインがしっかり浮かせる必要がある事を痛感。前の晩に1度フロータントを塗った位ではダメですね。
★ハッカ油最強! 顔の周りには一度も虫が寄ってきませんでした。 お勧めです。
★蜘蛛の巣キライ! フライもティペットもリーダーもラインもベタベタ!
★PHSのトランシーバーはそこそこ使えます。100m位なら全然OK。
★トルードコーチマンパラシュートは結構良いかも。順光だとエルクヘアで良く見えるし、逆光の時はインジケーターが見えます。
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