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今回は一人で近場の花園川に行く事に。相変わらずずっと雨が降っていないが、前回も大丈夫だったし問題無いだろう。またしても1時半発の3時半着で、40分には準備完了したのだが暗くて釣りは無理! じりじりしながら4時まで待って、いざ釣り開始。前回と同じ丁字路の右の橋から入る。入ってすぐのこの場所では、前回いきなりバラしている。そこより一つ下から入るが、良さげだったがこちらは反応無し。いよいよ前回バラした場所にホワイトウルフ風(ドジに適当に教えて貰っただけ。実物見た事無い)を慎重に流す。下から徐々に攻めていくと、「バシャ」。すかさずアワセると乗った! 引きが強いと言うより、暴れ方が凄い。これは大物かも・・・? フライは6xのリーダーに直結だし、軽く追いアワセもしたし、後は魚が弱るのを待てば捕れる! と思ったら、突然フッと軽くなってしまった! 見るとフライが無い。ティペットを切られた様だ。一度石に軽く引っかかった程度で、傷が入っていたとは思えないのだが、嗚呼残念! 気を取り直して釣り上がる。先々週の経験から、居場所は何となく判っているのだが、反応が無い。魚の絶対的な数が激減している様だ。所どころ有る淵でも、数匹しか魚が見えない。前回絶好調だったトルードコーチマン風(パラシュートライツロイヤル風?)も沈黙している。たま〜に「ちゅぼ」と小さく出るが、勿論乗らない。しばらくしてやっと釣れたのは、14pのチビヤマメちゃん。フライは先日巻いたばかりのホットメルト製アント。釣れたんで気に入った、お盆に向けて大量に巻こう! ストマックを調べさせて貰うと、何も出てこなかった。しかし、その後も反応はすこぶる悪い。フタスジモンカゲロウがハッチして居たので、黄色っぽいパラシュートにしたがダメ。小さなストーンフライも居たので、カディスにしてボディーの色を色々替えるがこれもダメ。定番と言われているアダムス風のグレーっぽいパラシュートにしたら微妙に反応が有ったが、コレも釣れる事無く全部木に取られてしまった・・・・。気付くと目の前はゴールの一つ上の橋だ。ここでフライをコーチマンカディスに替えてみた。実はフライを交換する度に「使ってみようかな」と思っていたのだが、トルードコーチマンのゴージャスなボディーと比べると、赤いフロスを巻いただけのボディーはかなり見劣りがするので使わなかったのだ。ダメ元でさっき別のフライを流してもダメだった筋にキャストすると、なんといきなり出た! 絶対捕ってやろうと気合いが入り過ぎて、かえって手間取ってしまい冷や冷やだったが、無事ネットに納める事が出来た&やっとまともなサイズが釣れて一安心。上がってきたのは23pのヤマメちゃん。ストマックの中は、ほとんど消化したニンフの破片のみ。 川から上がろうかと思ったが、時計を見るとまだ8時台だし、それ程暑くないのでもう少し上までやってみる事にした。新しい橋の下はやっぱり浅くてダメだったが、古い橋の下近くに来ると良いポイントが連続する事を発見! 大きめの石が割と等間隔で入っているのだが、水が集中するので水深も水量も十分なのだ。かなり大きな石でも上に乗るとぐらぐら動くので、工事が終わって間もない為、石の下がスカスカなのだろう。その為魚の隠れ場所が豊富で、魚も沢山居るのだろうと思う。下から順に攻めていくと、今までが嘘のように反応が有る。1匹釣った場所にもう一度流すと、別の魚がまた出たりするのだ。しかし、このスカスカの石がまた問題で、掛かった魚に潜られてしまうのだ。普通なら石と底の隙間に入るだけだが、石と石の隙間を抜けて反対側に逃げられてしまい、一匹バラしてしまった。結局この30m程の短い区間で、4匹掛けて3匹捕った。フライに出た数はこの倍は有っただろうと思う。この橋と橋の短い区間は、下流から見た限りではめぼしいポイントが無く、また木陰などが全く無い為、釣り人もあまり入っていないのだろう。「竿抜けポイント発見! 夕マヅメはココに決定! そうだ、オツダ氏にも教えてあげないと・・・」興奮気味に釣り場を後にした。 時間は11時だったが、空は曇っている為気温は高くなく、釣り続けるのは可能だった。しかし、寝ていない為効率が悪そうだし、腰もくたびれてきている。上流まで川沿いを走ってみると結構人も入っているようだ。やっぱり休む事にし、車を停めるところを探していると、上流の小さな淵が有る橋の所にさっきまで停めてあった車が居なくなったのに気が付いた。ちょうど日陰だし、そこに車を停めて夕方まで寝る事に。暑くないし、昨夜はほとんど寝ていないから爆睡かと思いきや、ちょくちょく目が覚めてしまう。その度に時計を見るが、針は全然進んでいない。5時まで寝るつもりだったが、我慢出来ずに3時に起きて釣りを再開する事にした。 どこから入ろうかと悩んだが、結局目の前から入る事にした。車が停まっていた為、他の人が入らなかった様だ。淵には魚が居なかったが、小さな場所を細かく攻めると反応は有った。もちろんフライはコーチマンカディスオンリー。しかし、釣れてくるのはち〜さなヤマメちゃんばかり。3匹釣った所で大物を求めて移動する事にした。下流に車を走らせると、あちこちに釣り人の姿が見えたが、とりあえずオートキャンプ場下のポイントに入ってみる事に。ここは午前中走った時も誰も居なかったのだ。いきなり良さそうなポイントが連続するのだが、全く反応が無い。おかしいな?と思っていると、道の上を歩いて降りてくる餌師発見。なるほど、入ったばかりだったのね。相当下から釣り上がって来たようだ。諦めて川から上がる。さあどうしよう? 時間は5時なので、夕マズメまで待とうかとも思ったが、疲れたので何となく早く帰りたい気もする。悩んだ挙げ句、朝見つけた竿抜けポイントを釣って帰る事に決めた。行ってみると思った通り誰も居ない。朝23pを釣った場所から入って釣り上がると、浅場で一度小さな反応が有り、行ける!と確信。例のポイントに近づくにつれて徐々にドキドキしてくる。しか〜し! フライを流すと魚が逃げた? メチャメチャソフトにフライを落としたのに・・・ その後も一向に反応が無い。おかしいなあと思っていると、最後の最後に、やっと橋の真下で出た! ちょっとアワセが強かったらしく、「ガチ」と言う手応えと共に魚が飛んできた。「やばいやばい、アワセ切れしないで良かった」と思っていたら、何故かすぐにばれてしまった。 あんなにしっかりアワセたのに・・・。「これが釣れていれば、気持ちよく釣りを終わる事が出来たのに」と思っていると、橋の上から声を掛けられた。「釣れますか?」 見るとフライマン。「あんまり」と言うと、「ここには魚居ないね! さっきそこでまあまあの釣ったけど、あとは小さいのばっかり」 え! さっき釣った!? どうりで魚が逃げた訳だ。竿抜け伝説も終了・・・・。「ここには良く来るのかい? 他に行った方が良いよ。大北川も上流に行けば魚居るし。あと、峠を越えた向こうの川も良いよ。この前は尺ヤマメと、40UPのイワナを釣ったよ! でもこの前人が死んだから一人で行きたくないんだよね。そう、そのへんに有る様な石の下敷きになったんだって・・・」等と色々教えてくれた。ここの石もぐらぐら動くだけに、石の下敷きになったって話は怖かった。 川から上がって時計を見ると6時。あと1時間もすれば夕マヅメのプライムタイムだが、今日は疲れた。型は小さい物が多かったが、8匹と自分にしては釣果もまずまず。夕マズメを狙っても良くて1匹か2匹だし、帰る事にした。心配だった帰りの渋滞も無く、柏IC出口もガラガラで、無事に帰ってくる事が出来た。 本日の反省 ★最初のバラシは前回と同じ場所・時間だっただけにとても悔しい! 次は5xで勝負だ! ★アダムスの小さいのが微妙に反応が良かった。やはり定番と言われるだけ有る。もっと巻かないと。 ★最初からコーチマンカディスを使えば良かった。確か去年も反応が良いのはこれだけと言う日があった気がする。 ★やっぱりあと30分待って夕マズメ釣ってくれば良かった。 ★峠の向こうの川は日陰が無さそうだからダメかと思っていたが、釣れるみたいだから今度行ってみよう。 |
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