北海道釣行記
阿寒湖のスーパーハッチを狙え!
6月19日(土)〜23日(水)

今回いつも店番をしている報酬として、デコイの北海道阿寒湖ツアーに連れていって貰いました。

19日(土)天気晴れ後曇り時々雨

朝6時デコイ集合、8時半に羽田空港から中標津行きの飛行機に乗って、12時には旅館「藤や」に荷物を置き、午後には阿寒湖着!地元は今にも雨が降りそうな天気でしたが、北海道は良い天気! 空気も澄み切って、緑が目に飛び込んできます。阿寒湖は曇りでかなりの強風でしたが、モンカゲロウのハッチもぱらぱら有り、これからのスーパーハッチを予感させるのに十分な雰囲気。「これから凄い事が起きるのかな?」なんて思っているうちに、夜になってしまいました。でも初日、あと4日も有ると思うと、まだまだ余裕です。どなたか一人釣ったみたいだし。

20日(日) 曇り時々雨

朝御飯を食べて、8時半に「藤や」出発、10時釣り開始。昨日はフェリー乗り場近くに行ったのですが、今日は国道沿いに車を停めて、大島前に入りました。日曜日という事もあり、地元の釣り人がたくさん居たので、準備しながら色々話を聞いていたら、いきなり岡田さんが1匹ゲット!おお、今日は釣れるかも〜。地元情報では奥の方が良いというので、一人で奥へ移動〜。なるほど、ライズが有るなぁ。隣の人に声をかけて入れて貰って、ソラックスダンをライズめがけてキャスト!どうも左のカップルの目の前でライズが多いみたい。たま〜に私の届くところでもライズがあるので、我慢して待ってると、来た!36pの綺麗なアメマスちゃんだ〜!早速写真を撮って、リリース。まだライズが有るから、急いで戻らないとね!ところが、ライズがだんだん遠のき、結局その日はそれだけ。でもまあ、地元の人とかなり話が出来たので、良かったかな。デコイツアーのメンバーも、0〜2匹と、ぽちぽち釣ったようです。最大は47pだって。今日はかなり寒かったんだけど、ライズが有ると寒さも忘れるね!

21日(月) 晴れ

今日は月曜日で人も少ないだろうし、ハッチも一昨日、昨日と多くなってきたので、今日こそスーパーハッチで爆釣か!?と、期待に胸を膨らませて早朝4時出発〜。しかも地元のフライマン「野原さん」が一緒に来てくれたので、心強さUP!地元の釣り方を盗まないと。ボッケに車を停めて、ポイントを探して歩いていくが、期待に反してライズは全くなし!そのうち昨日来た大島前に到着。天気も良かったのでもう汗だく!でもまあ取り合えず準備してキャスト開始。「そのうちライズが・・・・」の期待も虚しく、湖面は鏡の様。休もうと思って貝瀬さんや伯川奥様に声を掛けると、「ライズが有るけど届かない」との事。早速フローティングニンフを投げてボーっとしてると、出た!けど乗らない・・・その後2回連続で出たけど、結局乗らず。そのうち全くライズが無くなったので、また移動〜。どうやら地元の人は、がんがんポイントを移動するらしい。またフェリーの近くに移動。朝飯喰ってないから、腹減って腹減って!11時頃店長達がやっと到着。お弁当を貪るように食べてほっと一息。午後も相変わらずライズもハッチも無し。ただ、ものすごく天気が良く、綺麗な風景に向かってフルキャストするのは気持ちいい〜!夜7時過ぎまで頑張りましたが、結局ストリーマーで頑張った佐藤さんと岡田さんが虹と雨を1匹ずつでした。

22日(火) 晴れ

今日は朝飯喰ってから出発。川に大物虹狙いに行く組と、羅臼にオショロコマを釣りに行く組、そして阿寒湖組に別れて出発。私はもちろん阿寒湖組〜。今日は大島前に、しかもまた一人で奥に移動〜。ハッチも有るし、ライズもぽちぽち。そんな時はフローティングニンフ!とばかりに投げまくりますが、全く反応無し。えいやー!と、ニンフのルースニングをしたら、来た!けどアワセ切れ・・・・。それっきりライズも無くなってしまいました。昼食後はライズが無くなったので、木陰でお昼寝。今日は天気も良いし、風もないので気持ちいい〜!(後日首筋を虫に刺されまくったことが判明)4時頃まで寝てました。するとライズがまたぽちぽち始まったので、今度はソラックスダンをキャスト。出た!けど乗らない〜。周りの人も乗らなくて苦労しているみたい。何人かは釣ったけどね。そのうち立ち込んでる後ろでライズが!スピナーを食ってる様なので、フライもスピナーにチェンジ!よっしゃ出た!やっぱり乗らない・・・・。今日は結局10回出して、1回も乗らず。ふう〜

23日(水) 晴れ

今日は阿寒湖最終日! と思いきや、いきなり羅臼でオショロコマに変更〜。ツアーメンバーの貝瀬さんがまだ1匹も釣って無いからね。オショロコマをバコバコ釣って、楽しい思い出を作って貰おうと!私は「隙を見て知床倶楽部に行ったれ!」とニンマリ。でも何故か朝5時出発。オショロコマ釣るのに早起きする事は無い気がするんだけど、まあ良いか。私は竹沢さんと羅臼川に入る事に。1投目から入れ食い!?と思い気や、しばら〜く反応無し。「何で!?」と思っていたら、急に釣れだした。どうやら堰堤の下数十mしか魚が居ないみたい。何故?型も最大で24p位で、1度食い損なうと2度目はなかなか出てこないし、やっぱ羅臼川はスレてるな〜、と実感。約束の10時半になったので上がると、別の川に移動するとの事。そこで無理を言って、知床倶楽部に寄って貰うことに成功!しか〜し!マスターは昨日飲み過ぎでまだ寝てる!しか〜も!寄ってくれる代わりにソフトクリーム奢るって言ったのに、機械が殺菌中で×!貴重な時間を20分位頂いて、マスターと話が出来て良かった!それからまた釣り!今度はケンネベツ川へ。ここは何度でも魚が出てくるし、羅臼川では乗らなかった小さい魚まで10番のフライに乗ってくる。でも型が・・・・。やっぱ羅臼川が良かったなぁ。チニシベツ川ならきっと、もっとデカイの出たんだろうな、と思ってるうちにタイムUP。それから「藤や」に帰って荷物を積めて風呂に入って、お土産買って4時半の飛行機に乗って帰りました。そしたら8時には家に着いてるんだもんな〜。やっぱ飛行機は速いや!

後日談

帰ってきた次の次の日、風邪を引きました・・・。いっつも北海道から帰ってくると風邪引くんだよな〜
それまで絶好調だった腰も、ちょっと痛くなりました。あと、首の後ろにボツボツが!昼寝中に刺されまくったらしい。う〜む。

まとめ

今回初めて、飛行機&旅館の旅でした。
確かに飛行機は速い!けど狭くて腰が痛い・・・・
確かに旅館は飯の準備も後片付けもしなくていいし、風呂もいつでも入れて便利!
でも、釣り場への移動に時間を取られて、結局帰って飯食って風呂入って寝るだけ。
これならキャンプの方が時間に余裕が有ったなぁ。
あと、釣ってて思ったのが、「カラフトマスといっしょ」。
「誰でも簡単に釣れるよ!」と言われて行ってみると、それは昔の話。
去年もかなり苦労して釣ったもんなぁ。
それ考えるとたった4日で1匹釣れたから、今回はラッキーだったかも。

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