藪漕ぎしてもフライが無くならないパッチ
その日の当たりフライは、
多用するのでどんどん消耗していくものです。
「乾かしておいてまた使おう」と思っていても、
気が付くとフライパッチから消えている事は有りませんか?
特にバーブレスフックを使っていたり、
藪漕ぎするとなおさらですよね。
それをなんとかしようと、こんなフライパッチを作りました。
徐々に改良していって、実はこれで3代目です。
開くとこんな感じです。
今回の一番の改良点は、
「蓋を磁石で固定する」事です。
今まで蓋は「はめ込み式」だったのですが、
たまに蓋が開いてしまう事がありました。
しかし、今回は強力な磁石を使っていますので、
そのような事はかなり減るはずです。
また、フォームから落ちたフライも、
底部分にある磁石で落下を防げます。

また、新たに通気孔を設けてみました。
このパッチの一番のキモは、
「フォームが蓋側に付いている」
事です。
この画像は、
「胸に付けた状態で上から見下ろした」
状態だと思ってください。
このようにパッチに付けたフライがとても見やすいのです。
(老眼になるともっと良く判ると思います)
蓋の固定に磁石を使うメリットとしまして、
このように一時的にフライをくっ付けておく事も出来ます。

このタイプのフライパッチを、
もう10年以上使い続けています。
とても便利なので、
もう普通のパッチを使う気にはなれません。

デザインはC&Fデザインのものを真似しましたが、
他社でこのようなコンセプトの製品は出てないはずです。
是非製品化してくれませんか?

ちなみに今回の材料はほぼダイソーで、
(PP板、ネオジム磁石、ベルクロ)
フォーム部分はポロンスポンジを、
接着にはスーパーXワイドを使用しました。

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