イトウ用フライのタイイング 名付けて「シロー」(笑)
カーフテイルがウイードガードとなり、
ほとんど根掛かりしないのが特徴。
わざと杭に絡めて誘う事も出来る。
イトウの他、アメマス、ニジマスはもちろん、
奄美ではメッキ類にも好評。
太くなるのを防ぐのと、重心を下げるために、
レッドワイヤをシャンクの下にぶら下げる用に取り付ける。
マイラーチューブを取り付けたら、
熱収縮チューブで保護する。
(エポキシ等でも良いと思うが、
時間が掛かるため熱収縮チューブを使用)
保護しないと1回釣ったら魚の歯で壊れる。

※この状態の物を多数作っておくと楽です。
カーフテイルを乗せる。
(下段はもう少し短めでも良いかも)
広がらないように、根本を一周ぐるっと巻く。
ホントはポーラーベアを使いたい。
カーフテイルをもう一段乗せる。
広がらないように根本を一周ぐるっと巻くのは同じ。
針先が少し隠れるようにセッティング。
隠れるすぎるとフッキングが悪く、
隠れ足りないと根掛かりする。
上から見て左右に広がった部分をカットする。
とにかく薄く作るのがコツ!
マス類はフライに幅が有ると食いが悪い気がする。

ちなみに鮭稚魚パターンを巻く場合は、
上段は黄色のカーフテイルを使う
オリーブのマラブーを乗せる。
泳がせた時左右に分かれてしまいやすいので、
多めにした方が良いかも。
今回は猿払のトンギョのサイズに合わせて6センチに。
黒のマラブーを乗せる。
正確に一番上に乗せる事!
これで一応完成。
おまけ

ジャングルコックを付けてみた。
(タックルベリーで安かった!)
2015年追記

埼玉の某有名大型釣具店には、
このページを印刷した物が置いてあるそうです。
「簡単に作れるから」だとか。
ありがとうございます。
90UPを3本上げてますので、一応実績は有ります。
ジャングルコックは高いので、
最近は3Dアイを付けて使うことが多いです。
3Dアイを使う事で、ヘッドが大きいと言う欠点を隠してくれます。
瞬間接着剤だけだとすぐ取れてしまうので、
UVノットシーラーで固めています。
それでも魚がヒットすると取れてしまいますが・・・
「良い動きをしているね」と言うお褒めの言葉を頂く反面、
「ボリュームが足りないのでは」と言う意見を頂きまして、
マラブーの量を増やしました。
1本の羽の1/3を使って巻いています。
この画像は2015年のヒットフライです。
一番手前が97pを釣ったフライです。
アイは取れてしまいました・・・
釣れるフライを作るために

○なるべく薄っぺらく作る。
○フックの長さは全長の1/2〜2/3位は必要かも。
 フックが短いとフッキングが悪い。
 ちなみにイトウはフライを横から食ってくる。
○フック:MARUTO S74#4
(94センチを釣ったのはTMC7989#6)
バーブレスの方がフッキングが良いし、
魚の保護の為にバーブは潰す予定。
○レッドワイヤー:王様印チューニングシンカー1.5ミリ
今までは2ミリを使っていたが、
今回はロングシャンクなので細くしてみた。
○マイラーチューブ:シルバーS
○熱収縮チューブ
○マラブー:オリーブ・黒・クリーム等各色
○ジャングルコックor3Dアイ

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