おさかなイメージ

 オショロコマ釣行

5月13日
天気:曇り
気温:10度
水温:6.5度
私の住む番屋には池がある。そこにオショロコマを入れようと、釣りに出掛けた。オショロコマを釣るのは何年ぶりだろうか?まずは番やの北にある小さな滝を登ってみた。上に溜まりが有るだろうと思ったのだが無かった。上り下りで思いっきりビビッタが、鹿の足跡がたくさんあった。彼らは簡単に上り下りするんだろうな。その後素直にR川へ。こちらをいぶかしげに見ている人が居たので挨拶する。「釣りにはまだ早いですかね?」「そうだね」「オショロコマで良いんですけど」と言った途端顔が崩れた。河口で鮭の養殖をしている人みたいだった。納得。肝心の川は緩い瀬ばかりで、魚が居そうな気配はない。キャスティングの練習でも良いや位の気持ちで、少しでも深くて緩い場所が有ったら流していく。水温が低いので最初からニンフだが、反応は全くなし。少し上ると深みを発見。しかし上に枝が覆い被さっており、キャストは不可能。上流から流し込んでみたが、ナチュラルドリフトは無理。ドラグ掛かったままだけど良いやと思っていたら、インジケータに出た! インジケーターはそのまま外さず、ニンフをカディスに交換。流れに逆らって、フライを一定の場所に無理矢理留めておくと出た! が乗らず。出てもすぐに合わせない作戦にすると、今度は乗った。寄ってきた魚は何か銀色っぽい。オショロコマもこの時期は岩魚っぽい色になるのかな? ネットが無いのでどこに上げようかな?なんて思ってたら目の前でばれた。残念。しかし同じ作戦で再びヒット。今度は慎重に寄せるが、今度は見慣れたオショロコマ色。さっきのはなんだったの? 2匹釣ったところでカディスに反応が悪くなったので、テレストリアルに交換。効果てきめんだったが、何とか1匹釣ったもののハックルが多すぎるのか乗りが悪い。CDCダンは乗りが良かったが、スレるのも早かった。そこで、アクションをつけてフライを引いてみたところ、再び反応が。このままもっと釣りたかったのだが、5匹で終了。池に入れる魚を釣るだけで良いのだ。絶滅しそうな魚だからね、大事にしないと。居ない訳では無いのだが、数の減り方が極端なので、知っている人は絶滅を危惧している。ビニールに入れて大事に番屋に運び、無事池に放流。池の水はすぐ横の川から引いているので、餌も流れてくるだろう。大きくなると良いな。しかし、それまで大量に居たヨコエビは、オショロコマによって一晩で全滅した。やっぱり・・・

この上にパラダイスが!
と思ったのだが無かった・・・
R川。
熊が出そう。

オショロコマ。
可愛い魚だ。


○都合により川の名前は伏せさせていただきます。
○水温低くてもドライの方が反応が良かった。
○銀色の魚はその川独特の色説と、降海型説の二つの説が。
○反応の良さは、ナチュラルドリフト<ドラッグ掛かりっぱ<アクション付き だった。
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