おさかなイメージ

屈斜路湖遠征

7月2日〜4日
天気:晴れ時々曇り
気温:日陰は涼しいが日向は暑い
水温:13度
 
 数日前から屈斜路湖に来ていた友人から「ウグイが釣れた」とメールが来た。良く読むとその後に「ニジマス48pも」と書いてあった! すぐにでも飛んで行きたかったが、仕事が有ったので一時は諦めた。しかし数日後友人が羅臼に現れ、話を聞くうちにどんどん行きたくなった。「明日仕事が無ければ行く」はずだったのだが、いつのまにか「釣りに行くので明日の仕事休ませてください」になってしまった・・・
7月2日(水)
 早く現地に着いて釣りがしたいので、朝イチで準備開始。結局出発は昼頃になり、和琴キャンプ場に着いたのは3時半。急いでテントを張って釣り開始! 自分のテントを張るのは久しぶりで、張り方を忘れかけていた。
俺がテントを張っている間、
自転車で薪拾いをしてきてくれた


 友人のアリーで出発。「目の前でそこそこのサイズが釣れる」ハズだったのが、どのフライにも反応が無い。「入れ食いだけど魚が小さい」と言うポイントでさえ駄目。そのうち「腹が減った」と友人は降りてしまった。一人でキャンプ場前を釣っていると、モンカゲロウのハッチと共にライズが始まった! #10のパラシュートを投げるが何度出ても乗らない。ワンサイズ下のCDCダンに換えるとやっとヒット! その後ハッチが終わり、ライズも釣りも終了。


「釣れないなんておかしいな」
と友人が投げたスプーンにはすぐに魚が・・・。
このサイズでは恥ずかしいらしい。

 晩飯は焚き火を囲みながら炭火で焼き肉。焚き火も久しぶりだなぁ。そのうち友人とは仲の良いヘルパーさんもやってきて、3人で焚き火を囲んで酒を飲んだ。その後久しぶりに自分のテントに寝た。
焚き火を囲んで晩ご飯。


7月3日(木)
 今朝は3時半起床、4時出船。昨日ライズが有った2つ目のワンドに行ってみると、やはり今朝もライズが。さんざん攻めたがやはり駄目。しかし良〜く見ると、それはウグイの群だった・・・。
ハーリングしている間、
ずっと漕ぎ手を勤めてくれた。

 半島の先へと船を進める途中、駄目元でハーリングしてみるとアタリが! 「速く引けば良いのかな?」と試すと見事にヒット! その後何オヤコツ地獄へ。今日は風が無かったので上陸する事が出来た。帰りはずっとハーリング。すると今までが嘘の様に連続ヒット! ヒロタは「腹が減ったから早く戻りたい」のだが、連続ヒットするもんだからなかなか帰れない。キャスティングじゃないのがちょっと残念だけど、釣れるって楽しいな!
オヤコツ地獄
友人はずっと風に阻まれていたらしく、
上陸出来た事を喜んでいた。

 朝食の後は弟子屈の街へ。公衆浴場→釧路川で少しだけルアー→スーパーで買い出し→キャンプ場。そして4時頃からはまた釣り! ハーリングでは1匹のみ。そしてまた一人夕マズメを狙う。今日も魚はモンカゲを食っている。まずは2本竿を出し、フローティングニンフとソラックスダンの両方を浮かべ、反応を見る作戦。結局両方共出たので、沈みにくいソラックスダン1本にし、アタリを待つと・・・出た! その後40pのサクラマスもヒット。やっとライズを取ったと言う感じ。その後ウグイしか釣れなくなったので釣りを諦め、テントへ戻る。
40pサクラマス?

 今夜のメニューは友人特製カルボナーラ。真似して作った事が有るのだが、絶対こんなにクリーミーにならないんだよな。そしてまた焚き火を囲みながら酒を飲む。今夜はヘルパーさんだけでなく、管理人のおじさんまで来てくれて、釣りの話で盛り上がった。
ヘルパーさん
その後管理人さんも来てくれました

7月4日(金)
 本日も3時半起床! キツツキが木をつつく音を聞きながら準備。友人は今朝はリタイヤ。一人カヌーで出船、まずハーリングで魚の反応を見る。適当に竿を立てかけて漕いでいると、突然竿が倒れた。魚が掛かったのだ。竿の曲がりからすると型は良さそうだが、スピードが無いからニジじゃないな。頭をガンガン降るけど何だろう? ラインを巻いては出されてを繰り返し、なかなか姿を見せなかったが、一度水面に出るとおとなしくなった。ネットへ入ったのは綺麗なアメマスでした。
測ってビックリ62p!
管理人さんも50UPのアメマスは
釣った事が無いらしい。

 しかしその後が全然続かず、なんとか小さいのを1匹追加したのみ。管理人のおじさんも今日は釣れないらしい。風が全く無いせいか? しかしもう十分満足したので、8時にはテントへ。朝食を取った後テントを撤収していると、懐かしい人と再会。管理人さん達に挨拶して、昼頃キャンプ場を発った。
鏡のような水面。
温泉が沸いているのか湯気が


 眠い目を擦りながら羅臼へ。知床倶楽部へ顔を出した後、「ガヤを釣った事が無い」と言う友人を連れて相泊の港へ。するとワンキャストワンヒット! 有る程度沈みさえすれば何を投げても爆釣状態。スピナーベイトが小さい魚が掛かりづらくて良い? 「バスより楽しい!」と友人大喜び。アブラコとガヤを1匹ずつ持ち帰り、夕食時刺身にして頂いた。引きも強いし食べても美味いし、ガヤ最高〜!
羅臼に戻って今度はガヤ釣り
 一分の隙もなく、徹底的にハードに、寝る間を惜しんで釣りをした。疲れた、そして眠かった。
しかし、大変充実した日々だった。こちらに来て初めて北海道らしい釣りをした気がする。
新しく買ったリールも十分使える事が判ったし、良いサイズの魚も釣れたし、良かった良かった。
おまけ
屈斜路湖の仲間達
フタスジモンカゲロウ
蜘蛛の巣に大量に掛かっていた
ウチダザリガニ
結構大きかった


ミヤマクワガタ
千葉県育ちの俺には宝物



野良猫のナナ
あまり人に慣れていないらしい。
鳴き真似をしたら戸惑っていた。
その他

ミンク(泳いでた)
アオバト(笑ってた)
キツツキの仲間(木をつついてた)
etc・・・
アリー
今回大活躍。
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