おさかなイメージ

カラフトマス!

お盆過ぎ〜
 
 8月に入ると、河口にはカラフトマスを狙う釣り人が見られるようになった。行こう行こうと思っていたがなかなか行けず、初めて河口に立ったのはお盆休みが終わってから。8月末までに5回ほどウトロの幌別川河口に1時間ずつ通ったのだが、結果はボウズ。魚がずっと沖の方に居てフライでは届かないのだ。釣れるのはエサとルアーの人達のみ。最後の1回でやっとフッキングに成功したが、残念ながらバラしてしまった。
 しか〜し! その後羅臼に場所を変えてからはボウズが無いのだ。今年は本当に当たり年らしい。忠類川では1日に千匹を超える釣果が有る日も。
 9月6日 地元の釣りバカ仲間ドジが来た。1匹釣るまでは帰れないと言っていたのだが、6日間の日程で実現するか不安だった。なぜなら私が何年か前に初めてフライでカラフトを狙った時は、1ヶ月朝から晩まで通って2匹位しか釣れなかったのだ。しかし、そんな心配はすぐに消えた。奴は初日の1時間で既に1匹目を釣っていた。
のされるWハンドロッド!
ラインバスケットは必需品
  初日から既に10匹釣り、その後は少しずつ数を伸ばしていった。この男は釣りに関しては非常に強運で、今回もまさに一番良い時に来た。Wハンドロッドをのされる程のファイトをするフレッシュな群が、多数河口に集まって居たのだ。
この満面の笑顔!


 9月9日 福田氏が鶴居から来てくれた。忠類では既に何本か掛けている福田氏だが、海でカラフトを狙うのは今日が初めて。しかし簡単にコツを教えるとすぐヒット。
福田氏も海カラフト初ヒット。


 海では最初の一匹だけに、慎重に寄せて見事ランディング。この後も度々羅臼に顔を出してくれたが、ボウズは一度も無かったそうだ。
そしてこの笑顔!

 羅臼にフレッシュな群が居たのは8月末〜ドジが来た初日位まで。その後はだんだん河口に密集し、スレ掛かりが多くなったばかりか、掛かっても余りファイトしなくなってしまった。しかし、多少パワーは落ちた物の、魚体が大きいので掛かればそれなりに引くし、群が濃いので1時間で5〜6匹釣れる事も。
○#7ロッドにフローティングライン、ティペットは2xでOK。
○ウエーダーなら万全だが、長靴でも大丈夫。
○リールはディスクドラグが楽だが、メンテして本来の性能を発揮するようにしておかないと無意味。
○ラインはこまめに手入れして良く浮くようにしておくとメンディングが楽。
○ラインバスケットは必需品。波打ち際にラインを落とすと波にもまれて大変な事になる。
○群が沖に居る時はルアー・エサが有利だが、河口に密集してしまうとフライの独壇場。
○フライはキールにした方が根掛かりが少ない。私はオフセットワームフック#2〜4を使用。
○カラーは赤が基本だが、スレるのか青や緑の方が良い時も。白が良かった日も有ったらしい。
○自分を釣らない様注意! ドジも福田氏も針が外れず病院に行った事が有る。
○口が堅いのでアワセは力強く。追いアワセも効果的。
○ランディング時には周りに迷惑を掛ける事も。隣に挨拶する等してコミュニケーションを。
○ブナ色が掛かってもセッパって来てもまだまだ充分美味しい。
○ストリンガーが有ると後で放流できて便利。釣った時はついキープしたくなるのだが、冷静になると・・・
○川で釣っている人を見掛けたら通報を。ビジターセンターからのお願いである。
○河口にマスの死体が多数放置されていたらやはり通報を。熊が居着くと危険な為。
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