おさかなイメージ

忠類川

8月30日・10月11日・10月21日
同行者 福田氏
 
 忠類川は川で鮭を釣る事の出来る数少ない川である。しかし事前に許可を受ける必要が有り、8月1日から11月末までいつでも釣れる!と言う「全期間券」を12000円出して購入した。

 8月30日 なかなか行く機会が無く、やっとこの日初めて行く事が出来た。しかし釣る事が出来たのはたった1時間程。先に現地に行っていた福田さんと合流したが、彼もまだ釣れていない様子。釣り方が判らず、周りの人に聞きまくって情報を収集。なんとか2匹掛けたが両方ともバラシと言う結果に終わった。
 10月11日 再び福田氏との釣行。本当は一週間前に来る予定だったのだが、台風で流れてしまった。
ヤマブドウが綺麗に色づいていた
 福田氏は何度も忠類に通って、結構な成果をあげていた。今回は彼に色々教えて貰いながらの釣りに。しかし、台風の影響で水が多いばかりか、川の様子が一変してしまって、以前の様には行かないようだ。
福田氏は慣れた手つきでフライをキャスト


 結局今回も釣りが出来たのは1時間ほどで、近くに居たルアーマンがカラフトを1本あげたのみ。「鮭の取材に来た」TVカメラが水中撮影していた。
傷だらけのカラフトマスが泳いでいた


 10月21日 初めて朝から忠類へ。しかも今日は一人だ。とりあえず下流から釣り上がる事にしたが、既にカラフトは終わって鮭のシーズンになっていたので、またしても釣り方が判らない。鮭を何本か掛けていたルアーマンが淵を譲ってくれたので入ったが、全然底が取れず×。
本日の先生
感謝感激!
 すぐ上の瀬でフライマンが何本か掛けていたので話を聞きに行くと、隣に入れてくれたばかりか、色々親切に教えてくれ、おかげで何とか鮭を釣る事が出来た。その後何度かバラシた後、雌をもう一匹追加。
初めての鮭は70pの雌
 8月末〜9月がカラフトのベストシーズンだった様だが、思いっきりその期間を外してしまった。10月頭の台風で、川にあがっていたカラフトマスばかりか、流域の木が二千本も流される事態になり、川の様子が一変してしまった。その後は鮭がメインになったが、シーズン当初の恐ろしい程のスピードは無く、「トルクの有るカラフトマス」と言う感じに。
シーズン当初〜9月
○鮭の引きは凄いらしい。「最低#10」「ロッドを折られた」etc...
○カラフトマスなら#7で大丈夫。#5で狙っている人も居たらしい。
○最盛期には一人で一日何十本も釣れた様だ。
○フックサイズは#8〜10と、それほど大きくなくてもOKだったらしい。

10月以降
○カラフトマスは殆ど居なくなり、鮭がメインになる。
○鮭もトルクはまだ有る物の、当初のスピードは無くなり、#8でも十分だった。
○3回に2回は根掛かりする位底を流さないと駄目で、60回位根掛かりして、20本位フライを無くすと、やっと1匹掛かる位の感じ。
○まずラインが岩に掛かり、引くとティペット→フライと順に掛かるので、フックサイズを小さくしても結局値掛かる。また、ティペットからとられる事が多い。
○フライの色・サイズ等はあまり関係無い様子だった。
タックル
ロッド #8
リール ディスクドラグだと両手が使えて楽。ただししっかりメンテしてないと無意味。
ライン エアフロ #12 TYPE7(3MだとTYPE4〜5相当) 5m+ランニングライン。とにかく沈む物を!
リーダー 無し
ティペット フロロ 14lb(これ以上だとヘッドとランニングラインの接続がやばそう)
フライ ワームフック#2〜4 細いので根掛かりしても曲がって外れてくれる。スレも多くない。しっかり重りを巻き込んで有るが、淵等ではさらにティペットにシンカーを噛ませたりする。

フライとティペットの消耗が非常〜!に激しいので、多めに用意しておく事をお勧めする。
無くしたフライ&ティペットが全部川底に沈んでいるかと思うと、非常に自然に厳しい釣りである。
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